思春期ニキビが急悪化する理由と治し方!皮膚科推奨の最新スキンケア
思春期ニキビ(医学用語では尋常性ざ瘡)が急増する背景には、第二次性徴期特有の体内環境の激変があります。美容皮膚科や皮膚科専門医の臨床データによると、思春期ニキビの平均発症年齢は13.3歳前後とされ、中学生から高校生にかけてピークを迎えます。この時期、身体の成熟に伴ってアンドロゲン(男性ホルモン)などの分泌が急増し、皮脂腺を強力に刺激します。その結果として引き起こされるのが皮脂過剰分泌です。
過剰に分泌された皮脂は、毛穴の出口にある角質と混ざり合って毛穴を塞ぎます。酸素を嫌う常在菌であるアクネ菌が皮脂をエサにして爆発的に増殖し、遊離脂肪酸を生み出して周囲の皮膚組織を刺激することで、初期の毛穴詰まりから痛みを伴う炎症へと急ピッチで悪化していくのです。
ここで多くの方が混同しやすいのが「思春期ニキビ」と20代以降に頻発する「大人ニキビ」の違いです。両者は原因も好発部位も大きく異なるため、同じアプローチを行うと症状が泥沼化するリスクがあります。