声を出せない絶体絶命の瞬間、命を救った「片手の合図」——日本で急速に広まるSosサインの現在地と知っておくべき真実
一方で、普及に伴う新たな課題も浮上している。小さな子どもが遊びでサインを真似したり、単に手を振る動作がサインと誤認されたりして警察が急行する事案が増加しているのだ。
警察庁関係者は「誤報を恐れて通報を躊躇してほしくはないが、周囲の状況を総合的に見て判断してほしい」と語る。被害者の表情の切迫感、周囲の不自然な状況、何度も繰り返しサインを出すしぐさなど、単なる思い込みではない「状況の違和感」を感じ取ることが、適確な通報につながる。