松の剪定の仕方を完全解説!春のみどり摘みと冬のもみあげで枯らさない極意
Q1:春のみどり摘みを時期(4月〜5月)にやり忘れて芽が固くなってしまいました。どうすればいいですか?
A1:指で折れないほど固く伸びてしまった場合は、初夏(6月中旬〜7月上旬)にハサミを使って新芽の根元から切り取る「芽切り」を行います。ただし、樹勢が弱い木や赤松・五葉松で無理に芽切りを行うと衰弱するため、その場合は無理に切らず、秋から冬の剪定時に伸びた枝を枝元から間引く形で樹形を整えてください。
Q2:もみあげ作業で手やハサミに頑固な松脂(ヤニ)がついたときの落とし方は?
A2:松脂は油溶性のため、水や一般的な石鹸では落ちません。サラダ油やオリーブオイル、またはクレンジングオイルを手になじませてから石鹸で洗うと綺麗に落ちます。ハサミの刃には、市販の「刃物用ヤニ取りクリーナー」や無水エタノールを使用すると、金属を痛めずに素早く除去できます。
Q3:何年も放置してボサボサに巨大化した松を一気に小さくしたいのですが可能ですか?
A3:一気に切り詰める強剪定は枯死の原因になります。松を小さくしたい場合は、3〜4年程度の年月をかけて段階的に行うのが鉄則です。1年目に内部の不要枝を透かして奥の枝に日光を当て、内側から新しい小さな芽(胴吹き芽)を吹かせます。内側に十分な緑の芽が育ったことを確認してから、外側の長い枝を順次切り落としていくのが安全な縮小手順です。