京都の小学生連れ去り事件から見えた「国境の壁」と共同親権法改正の死角:引き裂かれた親子の2026年現在
事件が起きたのは、平穏な木曜日の午後だった。下校途中、いつも通り友達と別れたはずの男児が、自宅に帰ることはなかった。防犯カメラには、男児が父親とみられる男性と合流し、足早にタクシーに乗り込む姿が映っていた。その数時間後には、関西国際空港から出国する航空便の搭乗名簿に二人の名前が記録されていたという。あまりにも手際の良い計画的な出国劇。母親が異変に気づき、警察に相談した時には、すでに飛行機は日本領空を脱していた。