ベロ横の痛みは口内炎か舌がんか?決定的な見分け方と受診の目安
Q1:舌の横が痛くて白いできものがあります。口内炎と白板症はどう見分けますか?
A1:良性の口内炎は中央がくぼんだ潰瘍状で、周囲が赤く腫れ、強い痛みを伴って1〜2週間で治ります。一方、白板症は粘膜の表面が白く盛り上がったり板状になったりしており、ガーゼで擦っても剥がれません。初期は痛みがほとんどないことも特徴です。擦っても取れない白い病変を見つけたら、速やかに口腔外科で組織検査を受けてください。
Q2:歯が舌の横に当たって痛いときの応急処置や歯科での治療法は?
A2:応急処置としては、薬局で購入できる口内炎用保護パッチを貼るか、歯科用ワックス(矯正用など)を尖った歯に一時的に被せて摩擦を防ぐ方法があります。根本解決には歯科での処置が不可欠です。歯科医院では尖った歯の研磨(削合)、被せ物の再作製、あるいは就寝時の舌保護マウスピースの製作を行い、物理的刺激を完全に遮断します。
Q3:舌の横がピリピリ痛いのに赤みや腫れがありません。何が原因ですか?
A3:粘膜に病変が見られないのに痛む場合、最も疑われるのは「舌痛症(ぜっつうしょう)」です。慢性的なストレス、自律神経の乱れ、更年期に伴うホルモン変化、ビタミンB12や鉄分の不足が要因となります。また、無意識に歯を舌に押し付ける癖(舌癖)による筋肉疲労の場合もあります。専門外来での血液検査や薬物療法(漢方薬や神経痛改善薬)で改善が期待できます。
Q4:市販の口内炎薬を塗っても2週間以上治りません。どうすればいいですか?
A4:市販薬を2週間使用しても改善しない場合は、ただちに使用を中止し、口腔外科または耳鼻咽喉科を受診してください。ステロイド配合の口内炎軟膏は一般的な炎症を抑える一方、カンジダ症などの感染症や悪性腫瘍に使用すると症状を覆い隠したり悪化させたりする危険があります。「2週間ルール」を厳守し、専門医の確定診断を受けてください。