【現地取材】細木数子さんが京都に遺した「数十億円の要塞」——2026年、静寂に包まれた大邸宅の現在と継承の裏側
東京の赤坂にも豪奢な拠点を構えていた細木氏が、あえて京都にこれほど壮大な拠点を求めた理由は何か。生前の彼女を知る関係者は、「彼女にとって京都は単なる避暑地や別荘ではなく、自身の精神的なルーツであり、開運のエネルギーを集約させる聖地だった」と振り返る。
六星占術という独自の占術で一世を風靡した彼女は、陰陽五行や東洋哲学の根底にある「場の気」を極めて重視していた。古くから風水や気脈が計算し尽くされた京都の地に自らの祈祷所兼邸宅を建てることは、彼女の人生における集大成であり、運気を完成させるための必然的な決断だったのだろう。晩年はTVレギュラーをすべて降板し、この京都の地で静かに自らの人生と向き合う時間を増やしていった。