内見で確認すること完全網羅!賃貸契約の後悔を防ぐプロの極意
引っ越し当日に大型家具や家電が室内に入らず、玄関先で立ち往生するトラブルは後を絶ちません。これを防ぐ鍵を握るのが内見時の採寸必須ポイントの確実な実行です。メジャーを持参し、室内空間だけでなく「搬入経路の限界値」をミリ単位で計測することが必須条件となります。
最も致命傷になりやすいのが、冷蔵庫置き場と洗濯機パンの規格です。一般的な一人暮らし用冷蔵庫であれば幅600mm程度で収まりますが、ドアの開閉方向(右開き・左開き)と周囲の壁との干渉、放熱スペースとしての左右・背面各50mmのクリアランスが確保できるかを見極める必要があります。洗濯機置き場に関しても、防水パンの幅×奥行き(標準規格640mm×640mm)だけでなく、給水蛇口の高さや排水口の位置が手持ちのドラム式・縦型洗濯機と適合するかを測り忘れてはなりません。
もう一つの見落としがちな盲点が、コンセントの位置と数の確認です。ベッドのヘッドボードを置く予定の壁面にコンセントが隠れてしまわないか、テレビ用アンテナ端子とテレビ台の設置予定位置が部屋の対角線上に離れてしまっていないかを照合します。テレワーク用のワークデスク周辺に十分な口数があるか、キッチンで電子レンジや炊飯器、電気ケトルを同時使用する際の専用回路(20Aブレーカー)が存在するかまで把握することが、入居後のタコ足配線による火災リスクや見た目の乱雑さを回避する防波堤となります。