愛猫が突然見せる「変な顔」の真相!口半開きの理由と病気サイン
コミカルで愛らしい変顔がある一方で、注意しなければならないのが「病気や激しい痛み」が原因で引き起こされる表情の変化です。一見すると変な顔やおかしな仕草に見えても、実は重大な疾患の初期症状であるケースが存在します。
代表的な例が、歯周病や口内炎、破歯細胞性吸収病類といった口腔内トラブルです。口の中に激痛がある場合、猫は口を完全に閉じることができず、半開きのまま大量のよだれを垂らしたり、前足で口元をしきりに気にしたりします。また、顔の片側だけが垂れ下がっている、あるいは左右非対称に引きつっている場合は、前庭疾患やホルネル症候群、顔面神経麻痺、脳疾患などの神経系トラブルが強く疑われます。
獣医学界で広く導入されている「フェライン・グリマス・スケール(Feline Grimace Scale:猫の表情評価スコア)」でも、耳が外側に倒れる、目をつぶるように細める、マズル(ヒゲ袋)が緊張して張るといった変化は、猫が「強い痛みを我慢しているサイン」として定義されています。