90代で厨房に立つ和の鉄人・道場六三郎の現在と進化する挑戦
道場の原点ともいえる名店『銀座ろくさん亭』は、時代に合わせて進化を遂げながら、今も多くの食通たちを唸らせている。伝統の出汁の深みを守りつつ、現代人の味覚に寄り添う軽やかな構成へと磨きがかけられたコース料理は、まさに円熟の極みだ。
さらに近年では、「より多くの人に本格的な和食の醍醐味を気軽に味わってほしい」という情熱から生まれた新業態『懐食みちば』の展開も注目を集めている。卓越した職人技をカジュアルな価格帯で提供するこの試みは、敷居が高いと思われがちな日本料理のイメージを刷新し、ファミリー層からシニア層まで幅広い客層を惹きつけている。