日本は何位?世界軍事力ランキングの真実と自衛隊の最新防衛力
政府が毎年発行する防衛白書を注意深く読み解くと、ランキングの華やかな数字の裏に隠された深刻な課題が見えてくる。最大の懸念事項は、少子化に伴う自衛官の採用難と慢性的な人手不足だ。兵器がどれほど高度化しようとも、それを運用する人員が不足すれば防衛体制は維持できない。
また、有事の際の補給能力や弾薬の備蓄量、基地の強靭化といった「後方支援」の課題も積み残されている。Global Firepowerなどの海外データは装備の「カタログスペック」を重視する傾向上にあるが、実際の防衛現場では、実戦を想定したサステナビリティ(持続可能性)の確保が極めて切実なテーマとなっている。