ショウリョウバッタの真実|名前の由来やオンブバッタとの違い・飼育法
Q1:ショウリョウバッタに噛まれると危険ですか?毒はありますか?
A1:毒は一切持っていません。ただし、メスの成虫はアゴの力が強いため、無理に指を口元に近づけると強く噛まれてチクッとした痛みを感じることがあります。また、捕獲時に口から茶褐色・黒っぽい液体(消化液)を吐き出すことがありますが、これも外敵から逃げるための防御反応であり人体に害はありません。
Q2:背中に小さいバッタを乗せて歩いているのは親子のバッタですか?
A2:親子ではなく「オスメスのペア」です。下にいる大きな個体がメスで、上に乗っている小さな個体がオスです。他のオスにメスを奪われないよう交尾の前後にオスがメスの背に乗り続けます。なお、街中で小型のペアを見かける場合、多くはショウリョウバッタではなく「オンブバッタ」です。
Q3:秋に捕まえた成虫をヒーター等で温めれば冬越しできますか?
A3:冬越しは基本的にできません。ショウリョウバッタは遺伝的に「卵で越冬する」サイクルが組み込まれており、成虫の生理的寿命は産卵期を終える晩秋(11月頃)までとなっています。室温を保っても12月中旬頃までに寿命を迎えるのが自然の摂理です。
Q4:茶色のショウリョウバッタを緑の草むらで飼うと緑色に戻りますか?
A4:すでに成虫になって体色が固定された個体は、環境を変えても色が変わることはありません。体色(緑色型・褐色型)の決定は幼虫期の脱皮プロセス中に行われるため、色が変わるのは幼虫期に環境変化を経験した場合のみです。