退職金制度がない会社はヤバい?最新労働動向と損しない防衛策
「退職金が出ない会社=悪徳企業」というイメージは、もはや過去のものとなりつつある。最新の雇用データを紐解くと、退職金制度を設けない企業は年々増加傾向を見せている。
かつては中小企業を中心に散見された退職金ゼロの動きだが、近年では大手企業のグループ会社や新興企業へと急速に波及した。背景には、終身雇用の衰退と流動的な労働市場の形成がある。生涯一つの会社に捧げる時代が終わりを迎えた現在、退職金を前提とした長期的インセンティブの効力は急速に薄れているのだ。
労働者が退職金を期待して低賃金で我慢する構造自体が形骸化しつつある。会社側に頼り切る終身雇用モデルから脱却し、自らの足でキャリアを構築する姿勢が試されている。