外陰癌のしこり画像と初期症状の特徴|良性粉瘤との見分け方と受診目安
ネット検索で「外陰 癌 しこり 画像」を探すと、病期がかなり進行したショッキングな臨床写真が上位に表示されがちです。しかし、医療機関の臨床現場において撮影される典型的な外陰癌初期症状の病巣は、画像検索で見かけるような巨大な腫瘤ばかりではありません。ごく小さなカリフラワー状の隆起や、硬結(こうけつ:触れるとコリコリとした芯のような硬さ)を伴う浅い潰瘍(かいよう)として現れるケースが目立ちます。
医療関係者の臨床所見によると、良性のできものと悪性腫瘍の鑑別において、最も重視されるのは「硬さ」「輪郭の明瞭さ」「周囲組織との癒着度」の3点です。良性の代表格である外陰部粉瘤写真や症例記録を見ると、皮膚の浅い層に球状の袋が形成され、指で触れるとクリクリと動く柔軟な可動性が確認できます。また、中央に黒い開口部(面皰)が見られることもあります。
これに対し、外陰癌の腫瘤は皮膚の深部組織に根を張るように浸潤するため、つまんでも動かず、周囲の皮膚との境界線が不明瞭でゴツゴツとした石のような硬さを持つのが際立った特徴です。さらに、良性腫瘍であれば表面の皮膚が保たれていることが多いのに対し、悪性腫瘍では表面が崩れてびらんを生じ、下着に少量の血液や浸出液が付着する現象が頻発します。