伝説のライブハウス下北沢Shelterが放つ熱狂と巡礼の現在地
この小さなハコを語る上で欠かせない存在が、ASIAN KUNG-FU GENERATIONだ。彼らがメジャーシーンへと駆け上がっていく直前、下北沢SHELTERのステージで鳴らした爆音と叙情詩は、当時のユースカルチャーに決定的な地殻変動を起こした。
フロントマンである後藤正文は、インディーズ時代の濃密な現場感覚とライブハウスが持つコミュニティの価値を幾度となく言葉にしてきた。メジャーでスタジアム級の会場を埋めるようになった後も、彼らの原点としてこの場所が挙げられる理由は、あの狭い空間で交わされた熱狂の純度が本物だったからに他ならない。