舞台界を揺るがす圧倒的歌声!元V6坂本昌行が拓く表現の新境地
振り返れば、1990年代から2000年代にかけてのV6の歩みは、日本のテレビカルチャー史そのものだった。伝説的バラエティ番組『学校へ行こう!』で見せた親しみやすい兄貴分としての姿は、日本中のお茶の間に笑顔を届けた。個性豊かな年下メンバーたちを温かく見守り、時には厳しく引き締めながらグループの屋台骨を支え続けたのが坂本だった。
当時のJ-POPシーンにおいて、卓越したダンスフォーメーションとコーラスワークを両立させていたV6の音楽性は極めて前衛的だった。激しいアクロバットをこなしながらメインボーカルとして楽曲を牽引した坂本の存在がなければ、あの黄金期の熱狂は生まれ得なかったはずだ。背負ったプレッシャーの大きさは想像を絶するが、その重圧を糧にしたからこそ、今の揺るぎない表現力が培われた。