今田美桜『花のち晴れ』真矢愛莉で天下を獲った理由!名シーンと現在
『花のち晴れ』の人間関係は、英徳学園の隠れ庶民であるヒロイン・江戸川音(杉咲花)、C5リーダーの神楽木晴(平野紫耀)、ライバル校・桃乃園学院の生徒会長である馳天馬(中川大志)を中心に複雑な四角関係が展開されます。その中で物語を大きくドライブさせたのが、愛莉の存在でした。
視聴者の間で語り草となっている花のち晴れの名シーンとして真っ先に挙げられるのが、第4話のクライマックスです。音の秘密を暴くために罠を仕掛け、暴力的な手段にまで訴えた愛莉に対し、晴は激しい怒りを露わにします。激昂する晴の前で、愛莉は涙を流しながら「晴が好きだから!」と長年秘めていた本心を絶叫。このシーンで見せた今田美桜の鬼気迫る慟哭と切なさは、花のち晴れのネットの反応を一変させ、「怖い悪女」から「誰よりも切ない恋をする少女」へと視聴者の同情と支持を一気に集めました。
さらに物語中盤以降、音と愛莉の関係性は劇的な変化を遂げます。晴への失恋を受け止めた愛莉は、音の飾らない誠実さに触れ、やがて彼女の「唯一無二の親友」へとポジションを変えていきます。杉咲花と今田美桜のコンビが見せる軽妙な掛け合いや、恋に悩む音の背中を強気に押す愛莉の頼もしい姿は、視聴者から「最強の女子コンビ」として絶大な人気を博しました。対立構造から連帯へとシフトするキャスト相関図のダイナミズムを、彼女たちの確かな演技力が支えていたのです。