脳波接続で10万人が同時に震えた?「シナプス・ライブ2026」がもたらした異次元の熱狂と、私たちが失うかもしれないもの

脳波接続で10万人が同時に震えた?「シナプス・ライブ2026」がもたらした異次元の熱狂と、私たちが失うかもしれないものについての真相をご紹介します。

今回のイベントで導入されたのは、簡易版コンシューマー向けデバイス「Link-S」だ。耳の後ろに貼るだけの極薄パッチが、脳の扁桃体から発せられる興奮シグナルを検知し、周囲の参加者とリアルタイムで相互フィードバックを行う。つまり、隣の人が興奮すると、その興奮が電気信号として自分の肌にも伝わる仕組みだ。

「最初はただのバイブレーションかと思った」と、現地で参加した20代のウェブデザイナーは語る。「でも違った。ベースの音が響くたび、自分の心臓の鼓動じゃないものが胸の奥から湧き上がってくる感覚。周りのみんなと完全に一つになっているとしか思えなかった」。この生々しい体験こそが、これまでのVRライブとは一線を画すポイントだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。