2026年夏の熱闘を手のひらで追う——「バーチャル高校野球 甲子園」が変えた観戦体験と進化する球児たちの現在地
甲子園本大会だけでなく、全国49地方大会の全試合をカバーする網羅性も大きな魅力だ。かつては地元のローカル番組でも放送されなかったような、離島の分校や創部間もない新校の初戦まで、クリアな映像と音声で世界中へ届けられる。
これにより、プロのスカウト陣だけでなく全国の高校野球ファンが「隠れた好投手」や「怪物打者」をいち早く発見する楽しみが急増した。過疎化が進む地域の高校が、画面越しに全国へファンを増やし、クラウドファンディングなどを通じて温かい支援の輪が広がるという思わぬ波及効果も生まれている。