獄窓から放たれた叫び!籠池泰典の俳句が暴く権力闘争と魂の告白

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学校法人森友学園の理事長・副園長として、二人三脚で栄光と没落を駆け抜けた籠池諄子氏の存在なくして、これらの句は生まれ得なかった。同時に逮捕・勾留されながらも、互いの安否すら直接確かめられない分断の日々。その過酷な孤独が、言葉の純度を極限まで高めた。

諄子氏へ宛てた手紙の末尾に添えられた句には、夫婦という共同体が背負った罪と罰、そして世間から激しいバッシングを浴び続ける伴侶への痛切な想いが滲む。権力に梯子を外されたという共通の被害意識は、やがて互いの魂を繋ぎ止める絆へと昇華されていった。

法廷の被告人席で並んで腰掛ける二人の姿は、かつて見せた強烈なキャラクターとは似ても似つかない、打ちのめされた老夫婦のそれであった。だが、互いに視線を交わす一瞬、交わされる無言の対話のなかにこそ、五七五に凝縮された情念が確かに脈打っていた。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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