姓名判断で旧字体を使う理由は?新字体との違いや画数の真相
ネット上のコミュニティ(SNSや大手知恵袋掲示板など)では、長年にわたり姓名判断旧字体当たらない説が定期的に白熱した議論を巻き起こしています。
実際に寄せられる当事者たちの生々しい声を見てみましょう。ある育児世代の母親は、次のような投稿を残しています。
「生まれてくる娘のために、新字体で総格24画(大大吉)になる完璧な名前を考えました。しかし、名付け本を何冊も買い漁っていた義理の母から『その流派は新字体だからインチキ。旧字体で見たら総格28画で波乱万丈の大凶よ、子どもを不幸にする気?』と激怒され、夫婦で激しい口論になりました」(SNS上の相談投稿より要約)
また、実際に旧字体で「大凶」と診断された名前を持ちながら、社会的に大成功を収めている著名人や経営者が多数存在することも、「旧字体は当たらない」と批判される大きな論拠になっています。昭和の時代と異なり、誰もがスマートフォンで瞬時に複数の流派をクロス検索できるようになった結果、「サイトAでは大吉、サイトBでは大凶」という矛盾が露呈し、鑑定そのものに対する不信感へとつながっているのです。
取材に応じたベテラン命名相談員は、赤ちゃん名付け画数の経緯について次のように現場の実態を明かします。
「昭和後期から平成初期にかけては、熊﨑式の旧字体画数こそが絶対的な権威とされていました。しかし平成中期以降、名付けの現場に持ち込まれる親御さんの要望は『実際に学校や社会で書く漢字の画数で見てほしい』という声が急増したのです。書かない文字の画数で縛られ、本当に名付けたい名前を諦めさせられる親御さんの精神的疲弊は深刻でした」