爪の縦線は老化だけじゃない?黒い筋や凹凸に潜む危険な病気と改善策
「爪甲縦条は中高年のもの」と思われがちですが、20代や30代の若年層でも爪に縦すじが目立つ事例が増加しています。若い世代における主な原因は、偏った食生活による栄養不足と生活習慣の乱れです。
爪の主成分は硬いケラチンというタンパク質です。極端なダイエットや偏食が続くと、新しい爪を作るための材料が枯渇します。なかでも極めて重要なのが「亜鉛」と「鉄分」です。亜鉛は細胞分裂とタンパク質合成に不可欠な微量ミネラルであり、不足すると爪の成長が滞り、縦すじやもろさの原因になります。鉄分不足による貧血も爪母への酸素供給を低下させ、爪の質を著しく悪化させます。
さらに、過度なストレスや睡眠不足、冷えによる末梢の血行不良も指先への栄養供給を阻害します。自律神経が乱れて血管が収縮すると、爪母が栄養飢餓状態に陥り、若い爪にもくっきりとした縦線が刻まれてしまうのです。