光コンセント分離型は使える?一体型との違いや無派遣工事の真相を徹底解明

光コンセント分離型は使える?一体型との違いや無派遣工事の真相を徹底解明の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

賃貸住宅から退去する際、部屋に残された分離型光コンセントを巡って大家や管理会社と揉めるケースが多発しています。いわゆる賃貸の残置光コンセント問題です。

一般的に、退去時の「原状回復義務」に基づき、自身が入居時に新設した光回線は撤去して入居前の状態に戻すのが契約上の原則です。しかし、分離型コンセントの撤去には作業員の手配が必要となり、かつては無償対応が多かったものの、現在ではNTT東西の光コンセント撤去費用として約11,000円前後の有償対応となるケースが増加しています。

ここで重要な防衛策となるのが、入居時の重要事項説明書の確認と管理会社への事前交渉です。もし入居した初日からすでに分離型光コンセントが設置されていた場合、それは前入居者が残した「既存設備」あるいは「残置物」であり、現入居者が退去時に自費で撤去する義務は法的にありません。退去立ち会い時に不当な撤去費用を敷金から差し引かれないよう、入居直後の状態をスマートフォンで日付入り写真として保存しておくことが自衛に繋がります。

逆に、自分が新規に引き込んだ場合でも、大家や管理会社にとっては「次の入居者のための光回線完備アピールになる」というメリットがあります。解約の連絡を入れる際、管理会社に「次の入居者も使えるように光コンセントを残置して退去してよいか」と事前に打診することで、撤去工事そのものを免除してもらえる事例が全体の約8割に達しています。無用な出費と工事の立ち会いを避けるためにも、事前のコミュニケーションを怠ってはなりません。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。