内閣制度百年500円玉の価値は額面以上?2026最新相場と真相
ネット上で「内閣制度百年の500円玉には価値がない」という噂が飛び交う最大の原因は、その圧倒的な発行枚数(7,000万枚)にあります。
昭和60年は、まさに日本経済がバブル経済へと突き進んでいた黄金期でした。同年に開催された「国際科学技術博覧会(つくば万博・EXPO'85)」の記念500円硬貨も同じく7,000万枚発行されており、当時は国民的な記念硬貨収集ブームが巻き起こっていました。銀行の窓口には記念硬貨を求める長蛇の列ができ、多くの一般家庭が「将来価値が上がるかもしれない」と大切にタンスへ保管したのです。
貨幣収集市場において価格を決定づける基本原則は、どこまでいっても「需要と供給のバランス」です。内閣制度百年の500円白銅貨は、市場に現存する数が膨大すぎる上に、多くの国民が使わずに保存していたため、現在でも新品に近い状態の硬貨が日本全国に無数に残されています。「いつでも誰でも手に入る状態」である以上、投機的なプレミア価値が自然発生する余地は残されていません。