東京音楽大学池袋キャンパスの今|中目黒との違いや練習室の真相を解剖
東京音楽大学施設設備詳細まとめにおいて、池袋キャンパスを語る上で絶対に外せないのが東京音楽大学100周年記念ホールの存在です。創立100周年記念事業として整備されたこのホールは、シューボックス型の端正な音響空間を誇り、残響時間の設計やオーケストラピットの使い勝手において、国内の音楽大学ホールでも屈指の完成度を誇ります。
中目黒のTCMホールが親密な室内楽やソロリサイタル、実験的な電子音響公演に適しているのに対し、池袋の100周年記念ホールは、大編成オーケストラや合唱の大規模公演リハーサルに不可欠なスケールを備えています。世界的名指揮者や招聘ソリストによる特別公開マスタークラスが今も池袋で開催されるのは、このホールの響きと収容力があってこそです。
さらに、音大生にとって日々の死活問題である東京音楽大学池袋キャンパス練習室の状況も見逃せません。中目黒開校前は「朝の予約開始直後に埋まる」「試験前は練習場所がない」といった切実な声が学内で頻発していました。しかし、中目黒側に新設された練習室群と池袋の既存施設が合算された結果、1人あたりの練習可能コマ数は目に見えて増加しました。池袋キャンパスには世界最高峰のスタインウェイやヤマハ、カワイのグランドピアノが各室に整然と配置され、日々の調律管理も専門スタッフによって極めて高水準に維持されています。