公園近くの住まいで後悔?独自データが暴く資産価値と落とし穴

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こうした住環境の地殻変動を加速させているのが、都市再生機構(UR)や自治体が推し進めるPark-PFI事業の急拡大だ。かつて公園は、静けさと自然を担保する「公共の余白」だった。だが法改正以降、民間資本によるカフェ、レストラン、イベント広場の設置が爆発的に進み、緑地そのものが収益を生み出すエンターテインメント空間へと変貌を遂げている。

休日に人々が集い、地域が活性化する恩恵は計り知れない。だがその裏で、かつて閑静な住宅街だったエリアに週末ごとのキッチンカーの排気、音楽イベントの重低音、違法駐車の列が日常的に割り込むようになった。静謐さを求めて購入した住まいが、ある日突然、賑やかな商業フェスティバルの最前列へと変わってしまうリスクを、買い手は事前に織り込んでおかなければならない。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。