教科書が隠した三・一独立運動の真実!柳寛順と秘蔵資料が語る全貌
予期せぬ巨大な波に直面した現地統治機構の朝鮮総督府は、即座に武力による強硬な鎮圧を開始した。憲兵警察を駆使した強権的な統治スタイルは内外からの激しい批判を浴び、総督府は後に治安維持の方針を「文化政治」と呼ばれる軟化路線へと転換せざるを得なくなる。
統治下の圧力を跳ね返した運動のエネルギーは、国境を越えて上海へと逃れた活動家たちを突き動かした。こうして同年4月に樹立されたのが大韓民国臨時政府である。単なる街頭の抵抗運動から、近代的な国家の構築を目指す本格的な政治主体の形成へ。この運動は、アジアにおける帝国主義の黄昏と民主的潮流の芽生えを告げる決定的なターニングポイントとなった。