なめたネジの外し方決定版!家にある物で外す裏ワザとNg行動
工具愛好家やプロのメカニックから絶大な支持を集める救出ツールの筆頭が、株式会社エンジニアが手掛ける「ネジザウルス」シリーズです。一般的なペンチは横溝しか刻まれていないため、円形のネジ頭を掴むと滑ってしまいますが、ネジザウルスは先端の内側にタテ溝が刻まれており、ネジ頭を垂直方向にガッチリロックできるのが最大の特徴です。
ネット上のネジザウルスの評判を調査すると、「長年錆びついて動かなかった屋外フェンスのネジが秒速で回った」「すり鉢状になったネジも問題なく救出できた」といった高い満足度を示す声が圧倒的多数を占めます。実際に現場検証を行っても、ネジ頭が数ミリでも露出しているナベネジ・トラスネジに対しては、驚異的な脱出力を見せます。
一方で、プロの視点から指摘しなければならない「構造的な弱点」も存在します。それは、部材の表面とネジ頭がツライチになっている「皿ネジ」や、狭小な穴の奥深くに沈み込んでいるネジ頭には、ペンチの刃先が届かないため一切手が出せないという点です。ここを誤認して購入し、「掴めない」と後悔するユーザーは少なくありません。
頭が沈み込んでいる状況で有効なのが、なめたネジに対する貫通ドライバーでの対処法です。貫通ドライバーとは、グリップのエンド部分まで金属軸が貫通している特殊な工具です。潰れたネジ溝に先端をあてがい、後端を金槌で「ガン、ガン」と垂直に叩き込みます。この瞬間的な打撃衝撃により、固着したネジの錆や食いつきが破壊されると同時に、ドライバーの刃先が金属に食い込んで新たな角を作り出します。打撃を加えた直後、押し付ける力を最大化しながら回すことで、頑固なネジも劇的に緩みやすくなります。