ホリエモン出馬の真相とは?政界進出の噂と過去の選挙戦を徹底検証
堀江貴文氏と選挙を語る上で外せない原点が、2005年9月の第44回衆議院議員総選挙(いわゆる郵政解散・郵政選挙)です。当時、ライブドアの社長として時代の寵児だった堀江氏は、小泉純一郎首相が掲げた「郵政民営化」を巡る政局のど真ん中に飛び込みました。
出馬した選挙区は広島6区。相手は郵政民営化法案に反対して自民党を離党し、国民新党を結党した大物政治家・亀井静香氏でした。小泉自民党執行部(武部勤幹事長ら)から強力な後押しを受け、無所属の「刺客候補」として乗り込んだ選挙戦は、日本全国の耳目を集める一大劇場となりました。
選挙結果は亀井氏の勝利に終わったものの、地盤・看板・鞄を持たないIT起業家が、保守王国・広島の農村部で8万4,000票以上を獲得した事実は政界に凄まじい衝撃を与えました。インターネットと既存メディアを融合させた選挙手法や、Tシャツ姿で街頭演説を行うスタイルは、その後の日本の選挙運動のあり方を大きく塗り替える契機となりました。