我等友情永久不滅の元ネタと歴史|平成プリクラ落書きが令和に再燃する理由
平成中期から後期にかけて、若者カルチャーはウェブ空間へと急速に拡張しました。その中心にあったのが、自己紹介サイトの先駆けである「前略プロフィール(前略プロフ)」です。
前略プロフの「大切な人」「神友」といった項目には、プリクラ画像とともに「我等友情永久不滅」や「ズッ友(ずっと友達の略)」といったネットスラングが並びました。当時のリアルな日記や掲示板ログを検証すると、若者たちは日常の些細なすれ違いや不安を埋めるかのように、デジタル空間上で強固な絆を宣言し合っていたことが分かります。
さらに、携帯電話のメール文化では「ギャル文字」と呼ばれる視覚的暗号が発達しました。文字パーツを分解・再構成するギャル文字一覧表が雑誌の付録になるなど、文字表現そのものが仲間内だけに通じる「身内コード」として機能していました。「我等友情永久不滅」もまた、そうした密度の高いコミュニケーション圏域を形成するための重要なアイコンでした。