人権作文のテーマ選び決定版!中高生がスラスラ書ける実例と構成術

人権作文のテーマ選び決定版!中高生がスラスラ書ける実例と構成術の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

どれほど素晴らしいテーマを選んでも、文章の骨組みが崩れていては読み手に意図が伝わりません。入選作の多くは、読み手を惹き込んで離さない論理構造を持っています。

スラスラ書ける「4部構成案」のテンプレート

人権作文の構成案における書き出しと結びは、全体の印象を左右する最重要パーツです。400字詰原稿用紙3〜5枚(1200〜2000字程度)を無理なく埋めるための構成フレームは以下の通りです。

  1. 序論(書き出し / 全体の15%):強烈なエピソードや「忘れられない一言」から始める。「私は〜について考えた」という凡庸な導入を避け、情景描写や会話文から切り込む。
  2. 本論1(事実と体験 / 全体の35%):何が起きたのか、当時の自分の感情を客観的かつ具体的に描写する。
  3. 本論2(内省と気づき / 全体の35%):その出来事を通じて、自分の思い込みや社会の課題にどう気づいたか。視点の転換を描く。
  4. 結論(結び / 全体の15%):今後自分はどのような行動をとるのか、どのような社会を目指したいのか、前向きな決意で締めくくる。

審査員の目に留まる「題名・タイトル」の決め方

人権作文の題名やタイトルの決め方において、「人権について」「思いやり」といった曖昧な名詞1語だけのタイトルは絶対に避けるべきです。読者が「本文を読みたい」と感じる魅力的なタイトルには型があります。

  • 具体的なセリフを引用する型:『「普通」って、何だろう』『「ごめんね」が言えなかったあの日の放課後』
  • 対比・問いかけを用いる型:『見えない車椅子と私の視線』『画面の向こうにいるのは誰か』
  • 象徴的なキーワードを入れる型:『祖母の手のひらと私の十五分』『名簿の順番が変わった日』
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。