ロイヤルパークホテル広島リバーサイド閉館の真相と跡地の現在を検証

ロイヤルパークホテル広島リバーサイド閉館の真相と跡地の現在を検証にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

閉館から時間が経った現在でも、かつての宿泊客がブログやSNSに投稿した宿泊記を読み返すと、このホテルがいかに宿泊者一人ひとりの記憶に深く刻まれていたかが伝わってきます。大手旅行予約サイトのクチコミスコアでも、閉館直前まで総合評価4.2〜4.4点(5点満点中)という高水準を維持していました。

とりわけ絶大な支持を集めていたのが、1階に位置していたレストラン「ザ リバーサイドカフェ(The RiverSide Cafe)」です。朝の光が差し込む京橋川をガラス越しに眺めながら楽しむ朝食は、出張者の活力源であり観光客の楽しみでした。広島県産の新鮮な野菜や瀬戸内海の食材を取り入れた和洋ビュッフェ、注文を受けてから仕上げる卵料理、地元ならではの穴子飯や広島風汁なし担々麺などのローカルグルメは、「広島市内のビジネスホテル朝食ランキング」で常に上位に挙げられるほどでした。

また、ランチタイムには近隣のオフィスワーカーや上幟町マダムが集い、週替わりのパスタや肉料理、洗練されたデザートビュッフェに舌鼓を打つ光景が日常でした。客室は全127室と大きすぎず、落ち着いたアースカラーで統一されたモダンなインテリア、シモンズ社製ベッドの導入など、居住性の高さも際立っていました。ネット上には「出張の定宿だったのに本当に寂しい」「川沿いの散歩とあの朝食が最高の癒やしだった」という惜別の声が数多く書き残されており、サービスの質の高さが愛され続けていた証拠です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。