感冒とはどんな病気?風邪との違いや見分け方を専門医視点で徹底解説
Q1:感冒の潜伏期間は具体的に何日くらいですか?家族にうつさない期間は?
A1:一般的な感冒の原因ウイルスの潜伏期間はおよそ1〜3日です。感染力は発症直前から発症後2〜3日の症状がピークの時期に最も強くなります。家族内感染を防ぐには、発症初期の手洗い・うがいの徹底、タオルや食器の共用回避、家庭内マスクの着用とこまめな換気が有効です。
Q2:市販の総合感冒薬と病院の処方薬では何が違いますか?
A2:市販薬は「誰が飲んでも一定の緩和効果が出るよう、解熱・鎮咳・鼻水止めなどの成分がバランス良く配合」されています。一方、病院の処方薬は医師が診察に基づいて「咳がひどいなら去痰薬を中心に」「熱が高いなら解熱剤のみを頓服で」といったように、患者固有の症状にピンポイントで成分と配合量を調整します。症状が単一の場合は、無駄な成分が入っていない単剤処方のほうが体への負担が少ないメリットがあります。
Q3:熱が下がった後も咳だけが2週間以上止まらないのは感冒ですか?
A3:それは感冒の初期段階を過ぎて、「感染後咳嗽(がいそう)」に移行しているか、百日咳、咳喘息、マイコプラズマ肺炎などを併発している可能性が高い状態です。感冒そのものによる咳は通常1〜2週間で軽快します。2〜3週間を超えて続く咳は自己判断で放置せず、呼吸器内科を受診して専門的な吸入薬やアレルギー治療薬の処方を受ける必要があります。