ペットボトル米びつは危険?お米のプロが教える冷蔵庫保存の真実
気温が上がる季節に多発するのが、米を食い荒らす害虫コクゾウムシやカビの被害だ。コクゾウムシは気温が18度以上になると活動を始め、25度前後で一気に繁殖スピードを上げる。米粒の内部に産卵するため、肉眼で見つけるのは極めて困難だ。
この問題に対し、農林水産省や全国農業協同組合連合会(JA全農)は、お米の鮮度と安全を保つための保管環境として「温度10〜15度以下、湿度70%前後の冷暗所」を推奨している。常温のシンク下やパントリーは湿気がこもりやすく、害虫やカビにとって格好の温床となる。
冷蔵庫保存自体は理にかなっている。問題は、容器内部の水分管理だ。わずか一滴の水滴が内部に残っているだけで、密閉空間は瞬く間にカビの培養温床と化す。