青色カクテルの世界!プロが明かす美しい発色と映える秘伝レシピ
すべての青い物語は、1957年のホノルルから始まった。ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジの伝説的バーテンダー、ハリー・イーのもとを、オランダの老舗リキュールメーカーであるルーカス・ボルスの営業担当者が訪れたことがきっかけだ。彼らは自社の新商品である柑橘風味の青いリキュール、ブルー・キュラソーを使った新しいドリンクの開発を依頼した。
試行錯誤の末に誕生した「ブルー・ハワイ」は、ラムのコクと青い色彩、パイナップルジュースの甘酸っぱさが融合した革新的なトロピカルカクテルだった。その後、1961年のエルヴィス・プレスリー主演映画『ブルー・ハワイ』の世界的ヒットにより、青いカクテルは一気に世界中のバーカウンターへと広がっていった。
さらに1988年、トム・クルーズ主演の映画『カクテル』が公開されると、バーテンダーがボトルを華麗に投げるフレアバーテンディングとともに、カラフルなカクテルブームが爆発。青い一杯は、単なる飲料を超えたポップカルチャーの象徴となったのだ。