爪の縦線は病気の兆候?黒い筋や加齢の影響と皮膚科受診の目安
爪に現れる白い筋や、表面が波打つような凹凸を伴う線の多くは「爪甲縦筋症(そうこうじゅうきんしょう)」と呼ばれる生理現象だ。皮膚のシワと同様、加齢に伴い爪母(爪を作る組織)の働きが緩やかになることで生じる。40代以降に顕著となるが、過度なダイエットや水仕事による爪の乾燥、ストレスが原因で20代や30代の若年層に発症することも珍しくない。
爪甲縦筋症自体は悪性の病気ではないため過度な心配は不要だが、放置すると爪が割れやすくなり、爪周囲炎などの二次トラブルを引き起こすリスクがある。日本皮膚科学会の見解でも、日常的な保湿ケアやネイルオイルの塗布、ビタミンB群やケラチンを意識した食生活の改善が有効な予防法として推奨されている。