なぜ洗ったはずの服が臭うのか?2026年に見直す「化繊ケア」の真実

なぜ洗ったはずの服が臭うのか?2026年に見直す「化繊ケア」の真実とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

近年の家電トレンドにおいて、省エネ性能を高めたヒートポンプ式ドラム洗濯乾燥機の普及率は過去最高に達している。低温風(約60℃)で優しく乾かすこの技術はポリエステルとの相性が良いと思われがちだが、ここにも見落とされがちな落とし穴が存在する。

ポリエステルは乾燥に時間がかからない。綿のタオルと一緒に乾燥機へ放り込むと、タオルが乾く頃には化繊のシャツは完全にカラカラになり、過熱状態に陥る。結果として激しい静電気が生じ、室内のホコリを吸い寄せ、繊維のコシが失われてヘタってしまうのだ。

賢い使い方は、脱水が終わった段階でポリエステル製品だけを取り出し、ハンガーにかけて室内干しにすることだ。風通しの良い場所に吊るせば、30分から1時間もあれば自然に乾く。どうしても乾燥機を使いたい場合は、送風運転を選ぶか、乾燥時間を15分程度に手動設定して途中で引き上げる工夫が欠かせない。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。