大相撲「三賞」選考の裏側!賞金額や受賞条件・該当なしの謎を徹底解説
三賞の歴史を振り返ると、土俵を彩った昭和・平成・令和の名力士たちの足跡がはっきりと浮かび上がってきます。
歴代最多の三賞受賞記録を保持しているのは、元関脇の安芸乃島です。通算19回(殊勲賞7回、敢闘賞8回、技能賞4回)という金字塔を打ち立てており、横綱キラーとして土俵を席巻した勝負強さを象徴しています。それに続くのが元大関の魁皇で、通算15回の受賞を誇ります。
各部門の歴代最多受賞記録は以下の通りです。
- 殊勲賞最多:魁皇(10回)
- 敢闘賞最多:貴闘力(10回)
- 技能賞最多:鶴竜、栃東(各7回)
また、ひと場所で3つの賞をすべて独占する「トリプル受賞」は、過去に貴花田(のちの貴乃花)や出島、琴錦などごく限られた歴史的強豪しか成し遂げていない伝説の記録です。
近年では、学生相撲出身のスピード出世力士や若手有望株が幕内に上がると、圧倒的な馬力や鋭い技術で初土俵からわずか数場所で三賞を総なめにするシーンが増加しています。三賞の獲得は、平幕力士が将来の大関・横綱へと駆け上がるための登竜門として、ファンの注目を集め続けています。