ツンと抜ける辛味の虜!山わさびの魅力・本わさびとの違いと絶品レシピ
寿司や刺身に添えられる緑色の「本わさび(沢わさび)」と、白く野性味あふれる「山わさび」は、同じアブラナ科でありながら全く異なる植物です。本わさびが澄んだ清流の浅瀬でデリケートに育つのに対し、山わさびは寒冷な土壌で力強く根を張る畑作植物です。
英語圏ではホースラディッシュ、日本では西洋わさびとも呼ばれ、ヨーロッパ東部が原産とされています。明治時代に日本へ導入されて以降、特に北海道の冷涼な気候と肥沃な土壌に適応し、独自の食文化として根付きました。現在流通している北海道産山わさびは、冷涼な気候でじっくり栄養を蓄えるため、海外産と比べて繊維がキメ細かく、芳醇な香りと力強い辛味を誇ります。
外見上の最大の違いはその「色」です。本わさびが鮮やかな緑色であるのに対し、山わさびはすりおろすと大根おろしのような真っ白な仕上がりになります。市販の粉わさびやチューブわさびの主原料としても広く利用されていますが、生の山わさびが放つ鮮烈な芳香は、加工品とは別次元のインパクトを持っています。