笠浩二の死因と熊本移住の真相|C-C-Bドラムボーカル波乱の軌跡
笠浩二の音楽的キャリアを語る上で欠かせないのが、C-C-Bのリーダーでありベーシスト・ボーカルを務めた渡辺英樹との固い絆です。
1982年に結成された「Coconut Boys(ココナッツ・ボーイズ)」を前身とし、1985年に「C-C-B」へと改称してリリースされた『Romanticが止まらない』は、TBS系ドラマ『毎度おさわがせします』のオープニングテーマに起用されて大ブレイク。当時としては斬新極まりなかったシモンズのエレクトリック・ドラムを叩きながらメインボーカルを張るという笠のスタイルは、ドラマー=バッキングという既成概念を完全に打ち砕きました。
1989年のC-C-B解散以降、各メンバーは別々の道を歩みましたが、2008年や2015年には再結成ツアーが企画されました。しかし2015年7月、リハーサル直前に渡辺英樹が大動脈解離で倒れ、多臓器不全のため55歳の若さで急逝。笠の受けたショックは計り知れないものでした。
それでも笠は「英樹が残したC-C-Bの看板と楽曲を、自分が生きている限り歌い継ぐ」と宣言。ギタリストの米川英之らとともに、盟友の遺志を抱えて最後までドラムスティックを握り続けました。