「野獣」と呼ばれた金メダリストの真実:松本かおる(薫)の壮絶なる柔道人生とアイス改革

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金メダリストとして迎えた2016年リオデジャネイロオリンピックまでの4年間は、試練の連続だった。マークが厳しくなる中、右肘の手術や足首の負傷に見舞われ、満足な練習ができない日々が続いた。それでも彼女は諦めなかった。

リオの舞台で連覇こそ逃したものの、敗者復活戦を勝ち上がり、見事に銅メダルを獲得。「金メダル以外は意味がない」と自分を追い込んできた彼女が、死力を尽くして掴み取った銅メダルを掲げて見せた涙は、アスリートとしての誠実さを象徴していた。

その後、結婚と出産を経て戦線に復帰したものの、2019年2月に引退を表明。通算でオリンピック2大会連続メダル獲得という偉業を成し遂げ、稀代の柔道家は静かに帯を解いた。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。