太田房江の現在と経歴総点検|日本初の女性知事が残した功罪と素顔
2000年2月、前知事の不祥事による辞職を受けて実施された大阪府知事選挙において、各党の相乗り推薦を受けて立候補した太田氏は見事に初当選を果たし、日本初の女性知事として歴史に名を刻みました。2004年には再選を果たし、2008年までの2期8年にわたり大阪府政を牽引しました。
太田房江 大阪府知事時代に取り組んだ主要な政策 実績としては、以下の点が挙げられます:
- 「財政再建プログラム」の策定と推進:バブル崩壊後の深刻な税収減と巨額の負債に直面する中、人件費削減や事業見直しを断行。
- 関西国際空港2期事業の推進:西日本のハブ空港機能強化に向けた国への働きかけとインフラ整備の主導。
- 女性就労支援・子育て支援の先駆的導入:女性の再就職支援施設「OSAKAしごとフィールド」の原型となる就労プラットフォームの整備。
- 大阪湾ベイエリアの産業再生:環境・エネルギー産業の誘致と先端医療技術特区の土台作り。
しかしながら、当時の大阪府は長年積み重なった「隠れ借金」や財政調整基金の枯渇という構造的難題を抱えており、任期後半には抜本的な財政構造改革が最大の争点となりました。これが次代の橋下徹府政による大規模な行財政改革へのバトンタッチへとつながっていくことになります。