「外国人観光客、もう来るな」――限界を迎えた日本の観光地が突きつける苦渋の選択と2026年の現実
経済統計を見れば、外国人観光客による消費額は日本経済を支える巨大な柱であることに疑いはない。政府が掲げる観光立国推進基本計画の目標数字は順調に達成されつつあるように見え、ホテル業や飲食業は空前の好景気に沸く。
だが、その影で重大な変化が起きている。混雑と宿泊費の高騰を嫌った日本人旅行者が、人気の観光地を敬遠する事態が常態化しているのだ。「高すぎて国内旅行に行けない」「混みすぎて寛げない」という国内客の離脱は、長期的には地域観光の基盤を揺るがしかねない毒薬ともなり得る。