レーベルとは?事務所やレコード会社との違いと契約の仕組みを解説
作品を世に送り出す過程において、音楽レーベルの役割は多岐にわたります。単に録音スタジオを手配するだけでなく、作品の企画立ち上げからリスナーの耳に届くまでのすべての工程に関与します。
その中核を担うのが「A&R(アーティスト・アンド・レパートリー)」と呼ばれるディレクター職です。アーティストの才能を発掘し、どんな楽曲を制作するか、どのプロデューサーやアレンジャーと組むかを企画・指揮します。音源制作の予算管理からレコーディングの進行までを一手に引き受ける、レーベルの心臓部といえます。
さらに、完成した音源をヒットさせるための宣伝(プロモーション)や、音楽配信ストア・CDショップへの流通(ディストリビューション)のコントロールも担います。ストリーミングサービスのプレイリストへの選曲アプローチや、タイアップ獲得のための営業活動など、作品の露出を最大化させるための強力なバックアップ体制を敷くのがレーベルの真骨頂です。