生理中の吐き気はなぜ起きる?原因物質と今すぐ効く対処法&受診目安
Q1:生理前と生理中で吐き気の原因は違いますか?
A1:明確に異なります。生理前の吐き気は女性ホルモン(プロゲステロン)の変動や自律神経の乱れ(PMS)が主因ですが、生理中の吐き気は子宮を収縮させる生体物質「プロスタグランジン」が胃腸に波及して平滑筋を痙攣させることが主因です。
Q2:吐き気がある時に市販の痛み止めを飲んでも大丈夫ですか?
A2:プロスタグランジンの生成を抑えるNSAIDsは有効ですが、空腹時に服用すると薬の成分自体が胃粘膜を刺激して吐き気を悪化させることがあります。少量の軽食やゼリーを摂った上で、ぬるま湯とともに服用してください。胃腸が弱い方はアセトアミノフェン製剤や漢方薬(五苓散)の併用も適しています。
Q3:吐き気で婦人科を受診した際、どのような検査を行いますか?
A3:問診に加えて、超音波(エコー)検査で子宮内膜症や子宮筋腫の有無を確認するのが一般的です。性交経験がない方の場合は、お腹の上からの腹部エコーや直腸からの診察、血液検査など、身体的負担の少ない方法を選択できますので、受診時に医師へ気兼ねなくご相談ください。
Q4:妊娠初期のつわりと生理中の吐き気を見分けるポイントは?
A4:基礎体温と出血の状態が最大の判断基準です。基礎体温が高温期のまま推移している場合や、通常の月経よりも極端に出血量が少なく茶褐色である場合は、着床出血やつわりの可能性があります。生理予定日を1週間過ぎても吐き気が続く場合は、妊娠検査薬で確認してください。