真犯人フラグの犯人ネタバレ!黒幕の正体と戦慄の動機を完全解説

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物語中盤から終盤にかけて視聴者に大きな衝撃を与えたのが、光莉の恋人でありITベンチャー企業「プロキシマ」の社長・橘一星(佐野勇斗)の裏切りでした。

一星が凌介を裏切った理由は、単なる金銭欲や悪意ではありませんでした。最初は光莉の「父親の過度な優しさから離れて自立したい」という狂言失踪を手助けしていた一星ですが、SNS上でインフルエンサーとしての発言権を強めるうちに、ネット世論を意のままに操る万能感に憑りつかれてしまったのです。

さらに、一星に異常な執着を寄せる本木陽香(生駒里奈)が光莉を本気で監禁したことで事態は制御不能に陥ります。一星は光莉の命を盾に本木から脅迫され、自己保身と「光莉を守る」という自己正当化のために、凌介を犯人に仕立て上げるフェイク動画の作成などに手を染めていきました。若き起業家が抱えた承認欲求と脆さが招いた悲劇といえます。

一方、第1話で凌介の職場へ届いた冷凍遺体の真相と、怪人物「バタコ」こと木幡由実(香里奈)の正体も視聴者を震撼させました。冷凍遺体の身元は、バタコの実の息子である木幡圭樹くんでした。事故で亡くなった我が子の死を受け入れられず遺体を冷凍保存していたバタコは、過去に配送トラブルのクレーム対応で接点があった凌介を逆恨みし、遺体を送りつけたのです。篤斗を誘拐したのも、亡き圭樹の代わりとして洗脳し手元に置くためでした。

また、凌介の最も忠実な部下として支え続けた二宮瑞穂(芳根京子)の目的にも注目が集まりました。彼女は過去に、林洋一の裏切りによって姉を自死で失っており、林への復讐と真相究明のために独自に動いていました。凌介の家族失踪に林が絡んでいると察知して調査を開始したものの、凌介のどこまでも誠実な人柄に触れ、やがて心から彼を助けたいと願う最強の味方へと変化していったのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。