【現地ルポ】デジタルデトックスの極み。星降る南信州で「何もしない贅沢」を叶える温泉宿の正体
旅の大きな楽しみである食事には、宿のアイデンティティが詰まっている。食事処に足を踏み入れると、パチパチと音を立てて燃える炭火の香りが鼻腔をくすすぐ。ここでは、南信州の豊かな自然が育んだ食材を、伝統的な囲炉裏焼きで味わうことができる。
信州牛のジューシーな旨味、地元で採れた新鮮な高原野菜、そして清流で育った川魚の塩焼き。炭火でじっくりと火を通すことで、素材本来の甘みと旨味が最大限に引き出される。お洒落なフレンチも良いが、素朴でありながら贅沢極まりないこの味覚体験こそ、現代人が求めてやまない本物の食と言える。