役所広司主演『かがり火 北方』豪雪の地で描く極限サスペンスの全貌
撮影は新潟から秋田にかけての猛烈な豪雪地帯で極秘裏に行われた。吹雪で視界が完全に閉ざされる極限状態のなか、現場はCG処理に頼らない「本物の寒冷と闇」をカメラに収めることに愚直なまでにこだわったという。現場関係者は「氷点下の環境下、主演の役所広司氏が凍てつく川に身を投じるシーンでは、リテイクが重なっても一切妥協がなかった。その鬼気迫る演技に周囲のスタッフからも思わず息をのむ音が聞こえたほどだ」と語る。脇を固めるキャスト陣にも実力派の若手から舞台劇の重鎮まで豪華な布陣が揃い、圧倒的な緊迫感のなかで撮影が重ねられた。