苦味を消して甘みを倍増!プロ直伝グレープフルーツ極上カット術
料理愛好家の平野レミ氏が提案するグレープフルーツ使いは実に大胆で痛快だ。ちぎったルッコラや生ハムの上に、手で大ぶりに割いた果肉をごろごろとのせ、オリーブオイルと粗挽き黒胡椒、フェタチーズを散らすだけの「豪快シトラスサラダ」。果汁そのものを即席のドレッシングにしてしまう発想は、食卓に歓声を呼ぶ。
一方、食育の第一人者である服部幸應氏が提唱してきた食材の相乗効果、すなわちフードペアリングの観点からも、グレープフルーツは魚介や肉の脂を中和する名脇役として重宝される。ホタテのカルパッチョや鴨肉のローストに果肉を添えることで、動物性脂肪の重さをシトラスの爽快感が包み込み、旨味を何倍にも増幅させるのだ。