冨田真由さんが刺された場所はどこか?小金井事件の現場と現在の課題
その後の刑事裁判では、襲撃の凄惨さと強い殺意が克明に証言された。検察側は、岩埼受刑者が急所である首や顔面、胸部を狙って無差別に刺突を重ねた点、さらには救護行動を一切取らず「私がやりました」と現場で叫んでいた異常性を指摘した。裁判員裁判の法廷では冨田さん本人の意見陳述書も代読され、重い後遺症と今なお消えない精神的トラウマが訴えられた。
東京地裁立川支部は2017年2月、被告に対し懲役14年の実刑判決を言い渡した。判決言い渡しの瞬間、被告が法廷で大声を上げて暴れ出し、一時休廷となる異例の事態が発生。改悛の情を見せない姿勢が浮き彫りとなった。裁判が終結した後も、心身に深い傷を負わされた被害者の苦痛が消え去ることはない。