犬が寝てる時の痙攣は病気?生理現象とてんかんの見分け方と対処法
愛犬が苦しそうに見えるからといって、激しく揺さぶったり、抱き起こしたり、口の中に手を入れて舌を出そうとする行為は厳禁です。ネット上では「呼吸を確保するために口を開けるべき」という誤った情報が散見されますが、これは飼い主が重篤な咬傷事故に遭う典型的な要因となっています。
発作中の犬は完全な無意識状態にあり、顎の筋肉が強い力で痙攣・収縮しているため、反射的に人間の指を骨折させるほどの力で噛み締めてしまいます。また、大きな声で叫んだり激しく揺すったりする刺激は、興奮状態にある脳神経をさらに刺激し、発作時間を延ばしてしまうリスクすらあります。
飼い主がとるべき現場での正しい対処ステップは次の通りです:
- 周囲の危険物を排除する:家具の角、コード類、段差などから愛犬を遠ざけ、クッションや毛布で頭部を守る(犬自体を無理に移動させず、周囲の物をどかす)。
- 動画を撮影して記録を残す:スマートフォンで発作の様子(全身の動き、瞳孔の開き具合、時間経過)を動画撮影する。
- 正確な時間を計測する:発作が始まった時刻と終了した時刻を分単位・秒単位で正確にメモする。
- 静かな環境を保つ:部屋の照明を落として暗くし、テレビや音楽の音を消して静穏な状態を作る。